「日本・サウジアラビアeスポーツマッチ」開催に先駆けて記者発表を実施 | 一般社団法人日本ｅスポーツ連合オフィシャルサイト

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2021.09.30: 「日本・サウジアラビアeスポーツマッチ」
開催に先駆けて記者発表を実施

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一般社団法人日本 e スポーツ連合（会長：岡村秀樹以下、JeSU）は、「日本・サウジアラビア e スポーツマッチ」のJAPAN ROUNDを2021年10月2日（土）・3日（日）に開催。その開催に先駆けて記者発表を実施したことをお知らせします。

▼左から、JeSU会長　岡村秀樹 / 大会アンバサダー　武井壮さん / SEF CEO　ターキ・アルファザン様

▼サウジアラビアeスポーツ連盟CEO　ターキ・アルファザン様

▼日本eスポーツ連合　岡村秀樹会長

▼大会アンバサダー　武井壮さん

JeSUは、日本におけるｅスポーツの振興を通して、国民の競技力の向上、及びスポーツ精神の普及と、社会・経済の発展に寄与することを目的として活動しております。また、文化・娯楽・スポーツ振興の分野における、国際的な架け橋の新しい形での提供を目指しております。

その一環として、日本とサウジアラビアのeスポーツの発展、振興と、両国間の友好を深める大きな機会となる国際大会「日本・サウジアラビアeスポーツマッチ」をホーム＆アウェーの2回に分けて開催。そのホーム戦となる“JAPAN ROUND”を、2021年10月2日（土）・3日（日）に開催し、“TGS2021 ONLINE Amazon特設会場”などで配信いたします。

大会に先駆けて開催された記者発表には、JeSU会長　岡村秀樹、サウジアラビアeスポーツ連盟（SEF）のSEOであるターキ・アルファザン様、本大会のアンバサダーを務める武井壮さんが登壇。本大会開催に至った経緯や、eスポーツを通じた両国の友好、本大会の見どころなどが語られました。

また、大会のシンボルのひとつでもある大会旗に、大会の成功を祈念して、岡村会長、アルファザンCEO、武井さん、それぞれのサインがしたためられました。

加えて、日本とサウジアラビア2国間の戦略的パートナーシップをとりまとめた「日・サウジ・ビジョン2030」（※1）のプロジェクトのひとつにも盛り込まれている本大会に関して、同プロジェクトを先導する経済産業省より大臣官房審議官（IT戦略担当）藤田清太郎様にご登壇いただき、本大会実施の意義などをお語りいただきました。

▼JeSU会長　岡村秀樹

▼SEF CEO　ターキ・アルファザン様

▼大会アンバサダー　武井壮さん

▼経済産業省　藤田清太郎審議官

登壇者のコメント

JeSU会長　岡村秀樹

3年前、2018年8月にファイサル殿下と私で、日本とサウジアラビアでeスポーツの大会をホームとアウェーで開催していこうと署名をしました。それから、コロナ禍もあり開催が遅れておりましたが、ようやくこの大会が開始されます。

eスポーツの日本における歴史はそんなに長くはありませんが、国際親善として「日・サウジ・ビジョン2030」という国策に沿ったこういう大会が開けるというのは、日本eスポーツ連合としても感慨深いものがあります。

今回の実施タイトルでもある「THE KING OF FIGHTERS」は、日本生まれのゲームでありながら、現在はサウジアラビアが資本参加した企業から発売されているという、両国にとってゆかりのあるタイトルです。IPが生み出された日本と、それをさらに大きく育てていこうというサウジアラビア、そういう意味ではどちらの国の選手が勝つのかということを、個人的には高い関心を持っております。

eスポーツによって育まれる両国の絆、それが日本とサウジアラビアという両国にとっての親善の絆のひとつとなります。そういう意味でもぜひ皆様方にご注目をいただきたいと思っております。

フィジカルなスポーツがそうであるように、eスポーツは国際的な共通言語であり、そして、心と心を通わせるコミュニケーションの手段であると、この大会を通じて改めて皆様に感じていただけたらと思っております。

サウジアラビアeスポーツ連盟CEO　ターキ・アルファザン様

サウジアラビアでは、eスポーツはまだ芽生えている途中の産業ですが、非常に力を入れている力強い業界でもあります。国としても、eスポーツというものを大きなプラットフォームとして発展させるとともに、多くの若者が様々な形で活躍し、貢献できるような産業にしたいと考えています。

また、eスポーツはエンターテインメント業界だけではなく、観光業界とも結びつくなど非常に大きな可能性を秘めており、国の経済にとっても大きな役割を果たすものになると確信しています。

このような大会を通じて、我が国の選手が自分たちのスキルを多く披露するとともに、熱心な姿と素晴らしいチームワークを見せてくれることを期待しています。

そして、この大会の勝者が誰であれ、つまり、結果がどうなるかはまったく別として、この大会を通じて、両国の絆が強まり、更なる前進へと繋がることが重要だと考えています。

大会アンバサダー　武井壮さん

スポーツ界でも各国の交流戦が盛んに行われていますが、eスポーツでもこういった形で世界各国との交流が生まれて、また新しい文化が生まれるということ、そういった大会のアンバサダーを務めさせていただくことで、世界中幅広い地域にこういった交流が生まれて、新しい産業であるeスポーツが世界に広まって、世界の経済を潤してくれること、そういったことに参画できることが非常に嬉しく思っております。日本とサウジアラビア、両国の選手たち、そしてゲームに関わるすべての人たちが、これからも素晴らしい交流を続けていけるように頑張りたいと思います。

無観客でも、世界中の誰でも、地球上のどこからでも参加できるのが、このeスポーツの可能性だと思いますし、大きなチャンスを生む、最高のマーケットに成長していくと考えています。そして、その成長により、多くのプレイヤーがこのeスポーツで職を得ることとなり、さらにたくさんの人がそこに従事し、ひとつの世界的な大きな産業にも成長していく。ぜひ、プレイヤーの皆さん、たくさんのゲームを、eスポーツをプレイして、みんなでこのeスポーツの世界を成長させていければうれしいです。

経済産業省　大臣官房審議官（IT戦略担当）　藤田清太郎様

日本政府としては、2017年に、日本とサウジアラビア２国間の戦略的パートナーシップを取りまとめた「日・サウジ・ビジョン2030」を策定しており、サウジアラビアを戦略的なパートナーとして、エネルギー産業だけではなく、エンターテイメントや観光、文化、スポーツ、教育など、幅広い分野での協力事業を進めてまいりました。

この「日本サウジアラビアeスポーツマッチ」も、「日・サウジ・ビジョン2030」に基づいた２国間の戦略的な取り組みの１つとして開催されるものであり、eスポーツによる国際交流が行われることは、まさに新たな時代のパートナーシップの象徴と言えます。

「日本サウジアラビアeスポーツマッチ」は、来月２日からのJAPAN ROUND、そして来年に開催されるSAUDI ARABIA ROUNDによる、ホーム＆アウェイ方式で開催されることと思います。こうしたエンターテイメントを活用した国際交流の新しい形が、今後ますます拡がり、そして定着していくことを期待しています。

本ｅスポーツ大会を通じて、両国間の交流を深め、経済と社会的な交流の相乗効果を生み出すことや、選手間におけるeスポーツの競技力の向上及びスポーツ精神の普及に資するような大会になることを期待しております。

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新型コロナウイルスの影響により、集客を伴うイベントが実施困難になる中、会場に集まらずオンラインでも盛り上がれるeスポーツの特徴を活かした新しい観戦スタイルを提唱すべく無観客で本大会を行い、配信コンテンツとして発信いたします。

JeSUは今後も、日本におけるｅスポーツの振興を通して国民の競技力の向上及びスポーツ精神の普及を目指し、これをもって国民の健康とともに、社会・経済の発展に寄与することを目的として活動してまいります。

（※1）「日・サウジ・ビジョン2030 2.0」　https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201216001/20201216001-1.pdf

【大会概要】

大会名：日本・サウジアラビア eスポーツマッチ　JAPAN ROUND

主　　催：一般社団法人日本 eスポーツ連合

開催日程： 2021年10月2日（土）・3日（日）

公式 HP ： https://jesu.or.jp/js_match/

賞金総額： 3,000万円（ホ―ム＆アウェー戦　総額）

　 JAPAN ROUND 総額1,500万円