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2019.11.26
ゲーム障害に関する調査・研究の概要について

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会
一般社団法人日本オンラインゲーム協会
一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム
一般社団法人日本eスポーツ連合

 

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)、一般社団法人日本オンラインゲーム協会(JOGA)、一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)、一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)の4団体が進めている、ゲーム障害に関する調査・研究の概要についてお知らせします。

今年5月にお知らせしました通り、4団体では、世界保健機関(WHO)が国際疾病分類に“Gaming disorder(ゲーム障害)”を追加する動きを受け、本問題に対する社会的要請への対応として、科学的な調査研究に基づく効果的な対策を模索することを目的に、公正中立で専門性を持つ外部有識者による研究会(委員長:坂元章)に調査研究の企画や取りまとめを委託し、別紙の通りの概要となり、活動が進められております。

取り組みの進捗については、適宜公式サイト等を通じてお知らせしていきます。4団体は今後も、ゲーム産業の健全な発展に向けて、引き続き様々な取り組みを行っていきます。

■委員長

坂元章 お茶の水女子大学(基幹研究院人間科学系/教授)

■委員

河本泰信 よしの病院(副院長)
佐々木輝美 獨協大学(外国語学部英語学科/教授)
篠原菊紀 公立諏訪東京理科大学(工学部情報応用工学科/教授)
渋谷明子 創価大学(文学部人間学科/教授)
松本正生 埼玉大学(教授・社会調査研究センター長)
村井俊哉 京都大学(大学院医学研究科/教授)

<今後のスケジュール概要>

2019年度尺度調査
2020年度全国調査

<尺度調査の目的>

全国調査において妥当な測定尺度を使用するために、ゲーム障害に関する先行尺度や新たに加えた項目についてその性質を検討し、使用する尺度を整える。大人用と子供用のものを整備する。

<全国調査の目的>

日本全国から抽出された標本に対して訪問留め置き法などによる調査を行い、ゲーム障害疑い率や問題あるプレーなどの実態を把握するとともに、その背景要因や防御要因について検討する。